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トラブル事例集

借りるときのトラブル

入居後の住まい、隣人などとのトラブル
借りたのは空き巣被害の部屋。説明しなかった不動産会社に引っ越し費用を要求できる?

女性の一人暮らしなので、安全な住まいを条件に部屋を探し、契約しました。入居後、近所の人から、私が借りた部屋はこれまで2度ほど空き巣に入られたことがあることを聞きました。仲介した不動産会社に、何度も「過去に何かトラブルはなかったか」と質問していたにもかかわらず、「何もなかった」との回答でしたし、契約時にもそのような説明は受けませんでした。安全と信じて借りたのに、裏切られた思いと不安でいっぱいです。説明をしなかった不動産会社から、次の新居への引っ越し費用その他の費用を負担してもらいたいと思います。

不動産会社の故意や過失であれば責任を問うことも可能です。

不動産会社が空き巣の事実を知っていたのかどうかを、確認することが大事です。貸主が不動産会社に告げていなかった、あるいは空き巣自体が事件として警察に報告されていなかったなどの場合には、不動産会社も知らなかった可能性があるからです。
もし、不動産会社が空き巣の事実を知っていたのに、質問に対して「何もなかった」と答えていたのであれば、故意に事実を告げなかったと考えられます。この場合、不動産会社の責任を問えると考えられますので、新居への引っ越し費用等の損害を賠償してもらえる可能性があります。まずは、弁護士や司法書士などの専門家に相談してみましょう。
また、宅地建物取引業法では、不動産会社に、契約の判断に影響を及ぼすような重要な事実を告知する義務を課しています。
この事例では、重要な事実の告知義務違反に該当し、行政による監督等の対象となる可能性もありますので、不動産会社を管轄する都道府県の部署(自治体によって担当部署名が異なります)の窓口にも相談してみましょう。(相談窓口については「住まいの相談窓口」を参照。)

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隣室からの音がとてもうるさくて寝られない。

入居してみたら、隣の人が夜中までテレビを大音量でつけていたり、友人を呼んで騒いでいたりして寝られないほどです。

管理会社あるいは貸主から注意してもらいましょう。

賃貸物件の貸主には、入居者に対して貸した建物を使用、収益させる義務があります。しかも、ただ貸して使わせるというだけではなく、住宅の場合には貸主は入居者に最低限安心して生活できる環境を提供する、という義務も含まれていると解釈されます。
隣室の音がうるさく、安眠できないような状態は「最低限安心して生活できる環境」とは言いがたいと考えられますので、貸主は夜中に騒ぐ入居者にその行為を止めさせる義務があると考えられます。また、貸主が入居者の管理を管理会社に委託していた場合、委託業務の内容によっては、管理会社にもその義務があると考えられます。いずれにしても、管理会社あるいは貸主に相談して、注意してもらうように依頼しましょう。

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上の階から水が漏れてきた。

ある日、天井からぽたぽた水が漏れてきました。調べてもらったところ、上階に入居している人が洗濯機を回しっぱなしで外出したのが原因とのことです。幸い、床が少し濡れたくらいでしたが、この件は管理会社に連絡したほうがよいのでしょうか?

後日のトラブル回避のために、すぐ連絡しましょう。

大きな問題になっていない場合でも、水漏れや結露などがあったときには、すぐに管理会社あるいは貸主に連絡をしましょう。後日、その水漏れが原因で壁紙が剥がれたり、かびが発生した場合、水漏れがあったことが報告されていなければ、入居者の責任とされてしまう可能性もあるからです。
この事例では、明らかに上階の住人に過失がありますので、速やかに管理会社や貸主へ連絡したほうがよいでしょう。
また、日時が明確になる方法で、水漏れの周辺や濡れた床や家具などの写真を撮影しておきましょう。水漏れのような場合、その被害時に管理会社や貸主に見てもらうことが難しいことも多く、繰り返し被害が起こる可能性もあります。後日のために、写真を残しておくとよいでしょう。

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