トップ>不動産トピックス>「夏休みの実家への帰省は楽しみ」という割合、自分の実家89.6%、配偶者の実家70.4%
アットホーム(株)はこのたび、「小学生以下の子どもをもつ夫婦に聞く『夏休みの帰省実態』調査」の結果を発表した。1都3県(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)在住で小学生以下の子どもを持ち、夫婦それぞれに実家※がある、どちらの親とも同居していない男女を対象として、平成30年6月27~28日にインターネット調査を実施し、618人(男女309人ずつ)の有効回答を得たもの。
※現在、親が暮らしており、長期休暇の時などに帰省する家
今年の夏休みの帰省先(単一回答)は、「両方の実家」(35.3%)が最も多く、次いで「妻の実家」(24.8%)、「帰省しない」(20.9%)、「夫の実家」(19.1%)の順となり、夫・妻のどちらか、または両方の実家に帰省する人は79.2%にのぼった。
実家への帰省は楽しみかを聞くと、「はい」と回答した人の割合は、自分の実家へ帰省する403人では89.6%(夫86.5%、妻92.4%)と9割近くにのぼったが(図1)、配偶者の実家へ帰省する304人では70.4%(夫72.5%、妻68.1%)と、自分の実家へ帰省する人より19.2ポイント低かった。特に、妻では24.3ポイントの差が生じる結果となった。
自分の実家の居心地は100点満点中何点かを聞いたところ、全体平均は73.9点、夫の平均は72.5点、妻の平均は75.3点だった。一方、配偶者の実家の居心地は、全体平均59.4点、夫の平均64.3点、妻の平均54.5点となり、自分の実家より低かった。特に、妻の平均は、自分の実家の居心地と比べると20点以上低く、「妻は夫の実家に帰省する際は気を遣ってしまうのかもしれない」と同社では見ている。
※アットホーム(株) 「小学生以下の子どもをもつ夫婦に聞く『夏休みの帰省実態』調査」
今年の夏休みの帰省で実家に宿泊する日数を聞いたところ、夫の実家に帰省する342人(有効回答342人)では平均1.3泊(日帰りを除く平均2.1泊)、妻の実家に帰省する371人(有効回答370人)では平均2.6泊(同3.8泊)だった。夫・妻の実家いずれも「日帰り」が最も多く、夫の実家では40.1%、妻の実家では30.3%を占めた。
全員に、実家に帰省する理由を複数回答で聞くと、最も多いのは「親に子どもを見せたいから」(90.9%)で(図2)、次いで「親が元気かを見に行きたいから」(54.7%)、「親に自分の顔を見せたいから」(36.6%)の順となり、「家族のふれあいに関する理由が上位を占める」結果となった。
※アットホーム(株) 「小学生以下の子どもをもつ夫婦に聞く『夏休みの帰省実態』調査」