トップ>不動産トピックス>既存(中古)住宅購入時、4割超が「どのくらい住めるか」を心配
(株)LIXIL住宅研究所アイフルホームカンパニーはこのたび、「ここだけの話!100人に聞きました!」アンケートで、「中古住宅のマイナスイメージ、中古住宅購入時に心配なこと、中古住宅購入時の優先事項、中古住宅購入時のリフォーム希望について調査した『中古住宅』に関する各種調査」の結果を発表した。平成28年5月20日~9月28日に、全国の男女を対象として、インターネット調査を実施し、100人の有効回答を得たもの。
既存(中古)住宅を買う場合、どんなマイナスイメージがあるかを単一回答で聞いたところ、最も多いのは「構造が心配」(52%)で、次いで「リフォームの価格が高い」(22%)、「近所づきあいが心配」(8%)の順となった。また、既存(中古)住宅を購入する時に何が心配かを単一回答で聞いたところ、「期間・どのくらい住めるか」(45%)が最も多く、次いで「費用・ローン」(17%)、「相談先が分からない」(7%)の順となった。
既存(中古)の不動産(一戸建て/マンション)の購入を検討した時、何を優先して検討したかを聞いたところ、最も多いのは「立地」(51%)で(図1)、次いで「価格」(21%)、「街並み・デザイン・雰囲気」(13%)の順となった。回答者からは「買い物のしやすさや、会社への通勤のしやすさを優先するという意見が挙げられている」といい、同社では「毎日、通勤も買い物も行わなければならないことを考えると、それらの条件が優先されるようだ」と見ている。
※(株)LIXIL住宅研究所アイフルホームカンパニー 「『中古住宅』に関する各種調査」
既存(中古)住宅を購入する際、「既にリフォームした物件を購入する方法と、自分でリフォームする方法の二つの選択肢がある」が、リフォーム済がいいか、リフォームから検討したいかを単一回答で聞いたところ、「リフォームから検討したい」が60%、「リフォーム済がいい」が40%となった(図2)。「リフォームから検討したい」と回答した人からは「自分でリフォームした方が、自分たちが生活しやすい家が作れる」「せっかくの高額な買い物なので、失敗のない家造りをしたい」という意見が挙がったという。一方、「リフォーム済がいい」と回答した人からは、「自分でリフォームすると、リフォーム済の家より高くなる」「すぐに住める」といった意見が挙がったという。
※(株)LIXIL住宅研究所アイフルホームカンパニー 「『中古住宅』に関する各種調査」