トップ>不動産トピックス>新婚カップルの56.0%が住居の購入意向あり、3分の2が「5年以内」に
(株)リクルートが運営するブライダル総研はこのたび、「新生活準備調査2011」の分析結果を発表した。平成22年4月~平成23年3月に結婚をした首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)、東海(愛知・岐阜・三重)、関西(大阪・兵庫・京都・奈良・滋賀・和歌山)の『ゼクシィ』『ゼクシィインテリア』読者を対象として、平成23年5月20日~6月10日に郵送によるアンケート調査を行い、980人(首都圏376人、東海309人、関西295人)の有効回答を得たもの。
結婚が決まった後に一緒に住み始めた人に、新居の形態を聞いたところ、最も多かったのは「マンションを借りた」(35.0%)で、次いで「アパートを借りた」(33.4%)の順だったが、「新しく一戸建てを購入・新築した」が4.8%、「新しくマンションを購入した」も6.5%と、結婚新生活のスタートにあたって住居を購入した人は、合計11.2%となることがわかった(図1)。
※(株)リクルート ブライダル総研 「新生活準備調査2011」
新婚カップルに今後の住居の購入意向を聞いたところ、「マンションを購入予定」が17.0%、「一戸建てを購入予定」が39.0%と、合計56.0%が「住居を購入する予定がある」と回答した。新居の形態別に見ると、現在賃貸住宅に住んでいる人でさらに購入意向が高く、63.9%が「購入予定あり」と答えている。また、既に新居を購入した人でも、14.5%が「購入予定あり」と回答しており、その内訳を見ると、「一戸建てを購入予定」(12.7%)が、「マンションを購入予定」(1.8%)を上回った。
住居の購入意向がある人に住居の購入予定時期を聞くと、「1年以内」が18.6%、「2~3年以内」が20.8%、「3~5年以内」が23.4%となり、「およそ3分の2の62.9%が5年以内に住居を購入する予定」と回答している(図2)。
住宅購入意向がある人と、ない人それぞれに、1ヶ月あたりの貯蓄額を聞いたところ、住宅購入意向がない人は7万8,691円だったのに対し、住宅購入意向がある人は9万1,946円と多くなっている。同社では住宅購入意向が「毎月の貯蓄額にもあらわれている」と分析している。
※(株)リクルート ブライダル総研 「新生活準備調査2011」