トップ>不動産トピックス>過半数が、自身や家族の有料老人ホームへの入居に「抵抗なし」
オリックス・リビング(株)はこのたび、11月11日の「介護の日」に合わせて行った「介護に関する意識調査」の結果を発表した。全国の40代以上の男女1,238人(男性689人、女性549人)を対象として平成23年9月26~27日にインターネット調査を行ったもので、今年で4回目となる。
自分自身または家族の有料老人ホームへの入居について聞いたところ、自身の入居に「あまり抵抗を感じない」と答えた人の割合は37.7%(男性32.8%、女性43.9%)、「抵抗を感じない」は16.5%(同12.9%、20.9%)となり、合計すると、「抵抗を感じない」と回答した人は54.2%(同45.7%、64.8%)と、半数を超える結果となった(図1)。家族の入居についても、「あまり抵抗を感じない」が38.8%(同35.4%、43.0%)、「抵抗を感じない」が14.1%(同12.0%、16.6%)となり、合計52.8%と、過半数が抵抗を感じていないことがわかった。同社によると「女性の方が男性よりも有料老人ホームに前向きであると感じられる」という。
また、有料老人ホームを利用する際に参考にした情報を複数回答で聞いたところ、最も多かったのは「ケアマネージャーの紹介」で45.5%、次いで「各『有料老人ホーム』のホームページ」(41.8%)、「病院・医師の紹介」(38.2%)となった。トップの「ケアマネージャーの紹介」は、平成21年調査時は33.7%、平成22年は36.3%と、年々増加傾向にあり、同社は「プロであるケアマネージャーからの情報を信頼し判断していることがうかがえる」と見ている。

※オリックス・リビング(株) 「介護に関する意識調査」より抜粋
「サービス付き高齢者向け住宅」※について、知っているかどうかを聞いたところ、「聞いたことはある」と答えた人の割合は63.9%(男性60.1%、女性68.7%)、「知らない」は30.7%(同36.0%、24.0%)となり、「詳しく理解している」は、5.4%(同3.9%、7.3%)に留まった(図2)。
※平成22年調査時は「高齢者専用賃貸住宅」として質問
また、「リバースモーゲージ」(自宅を担保として金融機関から融資を受け、死亡時に借入金を一括返済する制度)について、知っているかどうかを聞いたところ、「リバースモーゲージを利用すると、柔軟な資金活用ができると知っている」と答えた人は7.4%(同8.9%、5.5%)、「内容は知らないが聞いたことがある」は16.2%(同17.4%、14.8%)、「知らない」は76.4%(同73.7%、79.8%)となり、「まだあまり知られていない結果」となった(図3)。
「サービス付き高齢者向け住宅」とは、住宅としての居室の広さや設備、バリアフリーといった条件を備えるとともに、ケアの専門家による安否確認や生活相談サービスを提供することなどにより、高齢者が安心して暮らすことができる環境を整えた住宅のこと。「高齢者の居住の安定確保に関する法律」の改正を受けて制度化され、平成23年10月から登録が始まっている。同法では、高齢者円滑入居賃貸住宅(高円賃)、高齢者専用賃貸住宅(高専賃)、高齢者向け優良賃貸住宅(高優賃)の3つが制度化されていたが、老人福祉法による有料老人ホームの一部とも合わせて、サービス付き高齢者住宅に一本化された。


※オリックス・リビング(株) 「介護に関する意識調査」より抜粋