トップ>不動産トピックス>約4割が結婚を機に新居を購入し、平均購入価格は3,637万円、平均家賃は9万6,000円
アットホーム(株)はこのほど、「今どきの“新婚さん”、『新居選びの実態』は!?」の調査結果を発表した。調査対象は、1都3県(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)在住の20~40代の新婚サラリーマン男性600名で、3年以内に結婚、それを機に新居を探して引っ越しをし、現在、妻と同居している人。平成22年10月8~16日にインターネット調査を実施した。
居住形態別に見てみると、持ち家は41.8%(一戸建て17.7%、マンション24.2%)、賃貸は58.2%(一戸建て2.7%、マンション35.8%、アパート19.7%)となり、約4割が結婚を機に新居を購入していることが分かった。
新居の平均購入価格は3,637万円で、住居形態別では、一戸建て3,660万円、マンション3,621万円と大きな違いは見られなかった。
また、新居購入時に親の援助があった人の割合は、夫婦のみ世帯では46.4%、夫婦+子世帯では35.8%で、平均は41.5%となった。最も多かった援助額は、500万円以上1,000万円未満で29.9%(図1)。平均額は664万円だった。同社では、「住宅取得資金の相続時精算課税制度の特例措置や贈与税非課税措置の効果は大きいようだ」と見ている。
※アットホーム(株) 「今どきの“新婚さん”、『新居選びの実態』は!?」
新居が賃貸物件の場合は、平均家賃(共益費・管理費を含む)は9万6,000円となった。最も多かったのは、8万円以上9万円未満で15.5%、次いで9万円以上10万円未満が13.8%となっている(図2)。
平均家賃を住居形態別に見てみると、一戸建て8万9,000円、賃貸マンション10万4,000円、賃貸アパート8万1,000円となっており、同社では「マンションは利便性のよい場所にあることが多い」ため、一戸建てよりも賃貸マンションの平均家賃が高くなったと分析している。
※アットホーム(株) 「今どきの“新婚さん”、『新居選びの実態』は!?」