トップ>不動産トピックス>マンション価格「適正」が約6割、購入意欲は「高い状態が継続」
アトラクターズ・ラボ(株)はこのたび、「第11回マンション購入に対する意識調査の公表について」を発表した。同社が運営するインターネットサイト「住まいサーフィン」のモニター登録者のうち、直近3ヶ月間に新築マンションの販売センターに行った経験がある人を対象として、マンション購入に対するアンケートを実施したもの。調査は四半期単位で時系列比較しており、今回が11回目となる。調査期間は平成22年10月4~7日で、166件の有効回答を得た。
「現在の物件の購入価格(分譲価格・金利・税制含む)についてどのように感じているか」を聞いたところ、「高い」と感じている人の割合は29.5%(「購入を諦めるほど高い」4.8%、「購入をためらうほど高い」24.7%)で、平成20年4月の1回目調査以降、最も低い水準となった(図1)。また、「どちらでもない」は59.0%と、前回調査時(平成22年7月2~7日)より2.0ポイント増加しており、同社では「購入意向者は物件価格は適正だと感じている」としている。
※アトラクターズ・ラボ(株) 「第11回マンション購入に対する意識調査の公表について」
「購入意欲」について聞いたところ、「増している」と回答した人の割合は63.2%(「購入意欲が増している」36.1%、「購入意欲がやや増している」27.1%)で、前回調査時からは0.8ポイントの微増となった(図2)。同社では、「購入意欲が高い状態が継続している」と見ている。
また、「物件の質」については、「以前より高い」との回答は45.2%(「以前より非常に質が高い」13.3%、「以前より質が高い」31.9%)だった。
※アトラクターズ・ラボ(株) 「第11回マンション購入に対する意識調査の公表について」