トップ>不動産トピックス>安心・信頼できる住宅会社の条件は「保証制度・アフターサービス」が圧倒的
住宅生産振興財団・住宅展示場協議会はこのほど、「総合住宅展示場来場者アンケート2009 調査報告書-不況下の住宅計画と住宅施策を検証-」を公表した。総合住宅展示場の来場者を対象に平成21年9月5~27日にアンケートを実施し、715票の有効回収数を得たもの。
総合住宅展示場の来場者の世帯主の年齢は、「30歳代」が50.1%で最も多く、次いで「40歳代」(22.7%)、「20歳代」(10.6%)、「60歳以上」(8.6%)、「50歳代」(8.1%)の順となった(図1)。平均は40.6歳で、「30歳代が戸建住宅市場のけん引役となっている」という。
また、住宅計画の有無を聞いたところ、「具体的に住宅計画を考えている」と回答した人の割合が36.5%、「具体的ではないが、住宅計画を考えている」が30.9%、「漠然とした希望であるが、住宅計画を考えている」が32.6%となった。住宅計画の実現予定時期は、2年以内の実現予定者が48.4%を占めた。
図1:世帯主の年齢(総数=715)
※住宅生産振興財団・住宅展示場協議会 「総合住宅展示場来場者アンケート2009 調査報告書-不況下の住宅計画と住宅施策を検証-」
建築依頼先選定の際の最重視ポイントについて聞いたところ、「安心・信頼できる住宅会社」と回答した人が56.9%を占めた。次いで「住宅自体の良さ」(35.8%)、「価格の安さ・手頃感」(6.6%)、「その他」(0.7%)となり、「商品の良さや価格よりも安心・信頼を挙げる人が多い」としている。
「安心・信頼できる住宅会社とは」という問いには、「保証制度とアフターサービスが充実している会社」との回答が74.1%と圧倒的に多かった(図2)。
図2:安心・信頼できる住宅会社とは(総数=715)※上位5項目
※住宅生産振興財団・住宅展示場協議会 「総合住宅展示場来場者アンケート2009 調査報告書-不況下の住宅計画と住宅施策を検証-」