トップ>不動産トピックス>買い時感は上昇、購入・賃貸ともに価格と生活環境を重視する傾向に
(社)全国宅地建物取引業協会連合会(以下、全宅連)はこのたび、9月23日の「不動産の日」に合わせて行ったアンケートの結果を公表した。消費動向の把握などのために毎年実施しているもの。昨年の9月23日から10月31日の期間にインターネットを活用し、全国の20歳以上の男女から3万3,818件の有効回答数を得た。
「不動産は買い時か」との問いに対して「買い時である」と答えた人の割合は、前回調査時(平成20年度)から8.1ポイント上昇して30.9%となった。その理由として多かったのは、「住宅ローン減税などの税制優遇が実施されているから」(55.4%)、「不動産価格が安定または上昇しそうだから」(22.6%)で、全宅連は「税制優遇のメリットが、買い時感に大きな影響を与えている事がうかがえる」と分析している。
また、「現在の住居に問わず『持ち家派』か『賃貸派』か」との問いには、88.9%が「持ち家派」と答え、そのうち70.8%が一戸建てを、18.1%がマンションを志向していることがわかった。持ち家派、賃貸派それぞれの理由については、図1のようになった。
図1:「持ち家派」(一戸建て派・マンション派含む)、「賃貸派」(一戸建て派・集合住宅派含む)と答えた理由

※(社)全国宅地建物取引業協会連合会 「不動産に関する意識調査」より抜粋
「住宅を購入する際のポイントは何か」との問いに対しては、「不動産の価格」が53.3%、次いで「周辺・生活環境が良い」が52.5%、「交通の利便性が良い」が51.0%(図2)。全宅連では、「価格に次いで生活環境を重視する傾向が見受けられる」と見ている。
「住宅を借りる際のポイントは何か」との問いに対しても、「賃料」が79.9%、「交通の利便性が良い」が60.0%、「周辺・生活環境が良い」が41.5%(図2)となり、「共に、最も多く挙げられたのは『価格/賃料』であるものの、『賃貸』の方が重視する意識が高い傾向が見受けられる」と指摘している。
図2:住宅を購入する際、借りる際のポイント

※(社)全国宅地建物取引業協会連合会 「不動産に関する意識調査」より抜粋