トップ>不動産トピックス>住宅の瑕疵(かし)・不具合の相談を集計し、紛争解決や予防に役立てる
国土交通省はこのほど、住宅の瑕疵・不具合に関する消費者からの相談状況についての調査結果を公表した。平成21年4月1日~6月30日の間に(財)住宅リフォーム・紛争処理支援センターに寄せられた相談のうち、一戸建て・マンション・持ち家・賃貸を含むすべての住宅について、瑕疵・不具合に関する相談1,115件を集計したもの。
消費者からの相談で多かった不具合の内容は、「雨漏り」「ひび割れ」「剥がれ・外れ」「漏水」など(図1)。部位別で見ると、「床」「外壁」「内壁」「開口部・建具」が多かった(図2)。なお、1件につき複数の不具合事象の相談を受ける場合があるため、それぞれの内訳の件数の合計は、相談件数より大きくなっている。
図1:不具合事象の内訳

※国土交通省 「住宅の瑕疵・不具合に関する消費者からの相談状況について(調査結果)」
図2:不具合部位の内訳

※国土交通省 「住宅の瑕疵・不具合に関する消費者からの相談状況について(調査結果)」
今回調査対象とした相談総数1,115件は、供給1,000 戸当たりの年間相談件数に換算すると4.29件に相当するという。調査結果では、事業者名が判明した相談については、主な住宅供給業者24社の不具合事象・不具合部位の内訳も公表している。
(財)住宅リフォーム・紛争処理支援センターでは住宅に関する消費者からの様々な相談を受け付けている。国土交通省では、このうち住宅の瑕疵・不具合に関する相談について、今後も四半期ごとに結果を集計・公表するとともに、相談内容の分析等を通じて、より円滑な紛争解決方法や瑕疵・不具合の予防策についても検討を行うとしている。