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VOL.46「安心R住宅」国の品質基準を満たす既存(中古)住宅に「安心R住宅」の標章を付与 執筆:住宅ジャーナリスト/山本久美子

2018年10月17日

平成30年4月から「安心R住宅」の制度がスタートしている。国に登録した事業者団体が、国が定めた品質基準を満たす既存(中古)住宅について、「安心R住宅」のマークを表示して広告することで、消費者が住宅を選ぶ際に品質が簡単に分かるようにするものだ。制度の内容について、詳しく見ていこう。

住みたい、買いたいと思える既存(中古)住宅の普及を目指す「安心R住宅」のイメージ

住みたい、買いたいと思える既存(中古)住宅の普及を目指す「安心R住宅」(出典:国土交通省の資料より)

耐震性などの基礎的な品質を備え
リフォームなどの情報が提供される住宅

「安心R住宅」に求められるものは、消費者の安全性への不安や汚い、分からないといった不安を払拭するために、次の要件を満たすことだ。
(1)新耐震基準(昭和56年6月1日以降の耐震基準)で建てられ、インスペクション(建物状況調査等)を実施した結果、構造上の不具合や雨漏りが認められず、住宅購入者の求めに応じて「既存住宅売買瑕疵(かし)保険」に加入できる用意がなされていること
(2)一定のリフォームが実施済みか、リフォームの提案が行われること
(3)既存(中古)住宅について必要な情報提供が行われること


詳しくは、次のような要件になる。


図をクリックすると拡大表示されます
図表 「安心R住宅」の要件


「安心R住宅」に適合する住宅を広告する際には、標章(マーク)を使用することができる。消費者はこの標章を目安に、既存(中古)住宅を選ぶことができるわけだ。リフォーム済みではなくリフォームプランの提案を受けた場合には、プランを参考に住宅購入者が工事内容を決めることができる。


ちなみに、「安心R住宅」の「R」とは、Reuse(リユース、再利用)、Reform(リフォーム、改装)、Renovation (リノベーション、改修)を指している。


既存住宅売買瑕疵保険について詳しくは、話題の不動産キーワードVOL.9「住宅の「瑕疵(かし)保険」」を参照



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